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新約・東方幻想殺 ~ Re.Phantasmagoria of Imagine Breaker./设定与剧情/设定文档

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○新約・東方幻想殺 ~ Re.Phantasmagoria of Imagine Breaker.

 キャラ設定とかあとがきとか

                            Gore
                                  2014/12/30
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■0.設定の目次
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 ■1.あとがき
 ■2.エキストラストーリー
 ■3.キャラ設定
 ■4.エキストラアフターストーリー
 ■5.追加のキャラ設定



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■1.あとがき(と言う名の能書き)
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  ●まえがき
   どうも初めまして。ごれさんとか名乗っていた者です。知ってる人はお久しぶりです。知らない人は初めまして。
   このゲームは3年ほど前に作った「東方幻想殺 ~ Phantasmagoria of Imagine Breaker」のリメイクとなってます。
   その割にはクロスするキャラが少ないって?いやいや、これでも旧約版からリスペクト率上がったんですよ。

   さてこのゲームなんですが、賛否両論上等の超カオスなゲーム性に仕上がりました。ええいつの間にか。
   弾幕なんぞかなぐり捨てろと言わんばかりの強化システム、それ前提に組まれたボーナスや体力バランス
   弾よりジャラジャラ出てくるアイテム等。どちらかというと(主にボス戦の)テンポをそれなりに重視してます。
   一応後半では消せない弾も増えてきますし、メリハリは付けたつもりなんですが…。やっぱ消すのが前提です。

   弾幕を味わいたいと思った人はスペルプラクティスをやるか、本家東方Project、それか違うSTGをやってください。
   ゲーム性まではパッチでどうしようもありませんので…。ストーリー部分については、別に読んでも読まなくても

  ●開発の苦悩話とか

   幻想殺のリメイクに当たって、画面に表示されるほぼすべての画像を自作の物に差し替えています。
   コレの開発期間は2012年の12月から数えて丁度2年になるんですが、その内6割以上の時間(15ヶ月)を
   ライブラリの構築や素材制作に費やしてます。シェーダとか色々凝りましたもので…。
   肝心の弾幕作ってる時間なんて1割もないんじゃないかな。ついうっかり後回しになっちゃいました。

   なんだか世間の界隈はリメイク要望が強いように見えたりするんですが、実質新作を一本作るのと同じ労力なんで
   リメイクに手を出すゲームクリエイターさんは、コレをみてちょっとでも思い止まってくれたらなと思います。

  ●キャラの人選とか

   極力公平になる様に、東方側と禁書側の比率を調整しました。
   登場ボスの21人中11人が禁書勢ですから、概ね1:1になってます。

   ただ…。その禁書勢の内、魔術サイドに属してるキャラが1ボスとラスボスしかいないという
   非常に心残りな事になってしまいました。盛大にタイトル詐欺。
   言い訳させてもらうと、出演キャラにはある選定理由がありまして、それが以下のような感じでした。

   〔1〕外伝漫画にも出番や活躍がある著名キャラクターであること。(主に自機勢がコレ)
   〔2〕スペルカードを作り易い明確な特技を持っていること。(ボスキャラの大前提)
   〔3〕東方キャラと並んでも違和感がなく、敵として出しやすいこと。(まあ例外は色々と)

   これに当て嵌まったキャラで、かつストーリーに絡むのに無理があるものについては
   東方禁書関係なく、クオリティ維持や開発時間確保の為に参戦を無かった事にさせて頂きました。
   また、残念ながら今後の追加予定もありません。コレの次回作もないです。多分。

   因みに時系列は、東方側が輝針城の後、禁書側が9月末以降の旧約世界となってます。
   パラレルワールドの出来事なので、細かい粗探しはなさらぬように…。
   あっそうそう。禁書側のドット絵は旧約版衣装となっておりますので、全然立ち絵と異なりますが仕様です。
   全く異ならないキャラも居ますが仕様です。大人の事情なのです。


  ●攻略のヒント

   基本的に道中はアイテムを回収したりグレイズしたりなんかして、森羅結界ゲージをとにかく溜めてください。
   そして200~300%になって弾や敵が多い所にきたらジャンジャン使いましょう。呆れるくらい残機が増えます。
   ただし、ボス戦では全然稼げなくなりますので舐めてかかると死にます。特にEXTRA以降。

   「苦手なステージがあったら練習して、一杯残機を稼げるようにしておく」
   これがこのゲームの基本攻略方針です。輝針城やり込んでる人ならお口に合いそうかな。
   難易度はかなり高めですが、ノーコンテニューならEasyでもグッドエンディングなので
   恥ずかしがらずにEasyでパターンを覚えてから、Normalに挑むとやり易いかもしれません。

   因みにスペルプラクティスでは、「結界なし、ボムなし、残機なし」のガチ勝負になります。
   必ず避けられるように作ってありますので、死にまくってもキレないように。

   (上条さんの低速ショットでそげぶするとかなり楽になりますんで、ヒーローに頼るのも一つの手…。)

  ●これからのこと

   新しいシステムで新作出すかどうかは、周りの環境と自分の体力とモチベ次第と言った所ですかね。
   個人的には画面真ん中配置の体力制STG作りたいんで、もしかしたらもしかするかも知れないです。
   折角1年くらいかけて高解像度の素材作ったわけですしね。もう一作分くらいは使い回したいのです。

   ただ、当分は開発お休みしてデバッグとかアップデートパッチとかその辺に集中したいなあと。
   …しれっと何処かでのんびり作ってる可能性も無きにしも非ずですが。

                           ごれ(体内の水分の9割は紅茶で出来てる)

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     *この先は、エンディング以降に係わる強烈なネタバレがあります
      クリアしたか諦めたか、そもそもどうでも良い方のみ見てください


               この先、一光年
                   ↓


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■1.エキストラストーリー
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 幻想郷の春度が失われたり、学園都市の人間が迷い込んだりしたのは
 アレイスターによって改造された西行妖の影響だった。
 魔術の影響は霊夢達の監視の元、アレイスター本人の手によって取り除かれ、
 桜は有るべき姿、当麻達は居るべき場所へと戻された。数日経って何事も
 無かった為、異変はこれで収束したように見えた。

 しかしそんな時、人里に突然とある男が現れた。
 幻想郷には似つかわしくない長身の男は、どうみても外来人の姿であった。
 その外来人は、何故か目に映った有象無象すべてに攻撃し始めたのである。

 妖怪達は応戦したが、まるで雲を掴むかのような不思議な体に悪戦苦闘し、
 まるで傷一つ付かなかったのであった。

 再び幻想郷へ即戦力として集められた3組であったが、当麻と美琴だけは
 嫌な予感を感じていた。こんな異変を起こせる超能力を持っていて、かつ
 長身の男性…。どうみても彼奴の仕業としか思えないが、動機が合わない

 どうにも腑に落ちないが仕方ない。直接問いつめてやる。
 妖怪達が追いつめたという、あの洞窟の奥へ行けばすべてが分かるはずだ!

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■2.キャラ設定
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◇プレイヤーキャラサイド
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 ○楽園の巫女
  博麗 霊夢(はくれい れいむ)
  Hakurei Reimu

  種族:人間
  能力:主に空を飛ぶ程度の能力

  毎度お馴染みの巫女さん。博麗神社の巫女さん。

  何者に対しても平等に見る性格である。ただ、仕事は妖怪退治である
  為、妖怪に対しては厳しいポーズを取っているが、実際は人間にも妖
  怪にもさほど興味はない。たまに毒舌。

  謎の桜が幻想郷に舞い始め、これは重い腰を上げなきゃいけないかと
  思った矢先に上条当麻と出会い、タッグを組むことに。


 ○不幸体質の少年
  上条 当麻(かみじょう とうま)
  Kamijou Touma

  種族:人間
  能力:その幻想をぶち壊す程度の能力

  不幸体質を背負う少年。とある高校の一年生。

  彼の右手には不思議な力、幻想殺しが宿っており、触れた存在が異能の
  物なら問答無用でかき消すことができる。その代償としてなのか不注意
  なのか、本人曰く不幸な出来事が日常茶飯事で起きる。
  (たまに不幸というかラッキースケベと呼べるものも存在する。霊夢に
   は何故か効かなかった)

  変な桜が舞い始めたと思ったら、幻想郷へ迷い込んでいた。
  途方に暮れていた所、博麗神社にたどり着き、巫女の博麗霊夢とタッグを組む。
  一刻でも早く学園都市にたどり着くべく、異変解決の糸口を探す。


 ○普通の魔法使い
  霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)
  Kirisame Marisa

  種族:人間
  能力:魔法を使う程度の能力

  幻想郷に住む、普通な魔法使い。蒐集癖を持つ。

  ひねくれて見えるが、内実は誰よりも真っ直ぐ。いつも黒い服を着て
  いるが、それは魔法使いは黒だと思い込んでいるのと、汚れが目立た
  ないと言う理由から来ている。真っ直ぐである。

  何時もの様に霊夢の所へ暇つぶしに出かけていたら、上空から落ちてきた
  御坂美琴と出会う。桜の花が舞っている異変が起きていることを伝え、
  彼女とタッグを組む。


 ○ビリビリ雷神少女
  御坂 美琴(みさか みこと)
  Misaka Mikoto
  種族:人間
  能力:電磁場を操る程度の能力

  電撃を使いこなす発電能力者の頂点にして、レベル5第三位。
  常盤台中学のエースにして中学2年生のスーパー少女。

  彼女の二つ名となっている超電磁砲は、打ち出したコインを電磁誘導で音速
  まで加速させ発射するトンデモ必殺技で、公称電圧値は10億ボルト。
  その火力は、マスタースパークと互角以上の勝負。

  常盤台の学生寮で寝ていた所不思議な光に包まれ、目を覚ますとそこは足場
  がない幻想郷の空の上だった。絶体絶命の所を霧雨魔理沙に拾われる。


 ○完全で瀟洒な従者
  十六夜 咲夜(いざよい さくや)
  Izayoi Sakuya

  種族:人間
  能力:時を操る程度の能力

  悪魔に仕えるメイドさん。紅魔館に住む人間。
  紅魔館ではメイド長を勤めていて、ご主人のレミリアに仕える。
  主従関係はジメジメしておらず、わりとさっぱりしてる。
  たまに本当なのか嘘なのか分からない発言をするが、本人は至って大真面目。

  紅魔館の庭で洗濯物を干していた所、霧の湖に落下する白井黒子を発見する。
  彼女から話を聞き、異変の発生を知った咲夜は今回も霊夢達に解決を任せよう
  と思い神社を尋ねた所、留守だったので渋々レミリアに許可を取り、異変解決
  と白井黒子学園都市帰還の手がかりを追う旅に出る。


 ○淑女的な空間移動少女
  白井 黒子(しらい くろこ)
  Sirai Kuroko

  種族:人間
  能力:空間を移動する程度の能力

  御坂美琴の後輩であり、無二の友人。常盤台中学1年生。

  学園都市の警察的組織、風紀委員(ジャッジメント)に所属しており、
  主に学内の事件や困りごとの対処を担当するのが仕事。
  が、本人は校外での活動を度々しており、そのつど始末書を書かされている。

  彼女の能力は空間移動で、霊夢の瞬間移動とは違い、計算した座標へ物体同士
  を置き換えて移動する。その演算はかなりの高難易度のため集中力が物を言う。

  常盤台の学生寮で美琴と同じく寝ていた所、同じように光に包まれ幻想郷に
  放り出される。不気味な屋敷にたどり着き、メイド長の咲夜に保護される。

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◇敵キャラサイド
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 ○1面ボス 歩く白い図書館
  インデックス(いんでっくす)
  Index-Librorum-Prohibitorum

  種族:人間(魔術師)
  能力:見た物を一瞬で記憶する程度の能力

  イギリスの十字教旧教三大宗派のひとつ、イギリス清教の必要
  悪の教会に所属する魔術師にして、10万3千冊の魔道書や邪
  本悪書を記憶しているすごいシスターさん。多分幻想郷縁起も
  どこかで読んで記憶してるかもしれない。

  上条当麻に拾われ生活を共にしていたが、突然彼が幻想郷へ迷
  い込んでしまった為、彼女も幻想郷へ追いかけることに。
  同僚の魔術師の力を借りて幻想郷へ入り込んだ彼女だったが、
  気がつくと妖しい森の中を彷徨っていた。そんな時狸の尻尾を
  生やした不思議な妖怪が近づいてきて…



 ○2面中ボス 古の妖怪その1
  封獣 ぬえ(ほうじゅう ぬえ)
  Houjuu Nue

  種族:妖怪(鵺)
  能力:正体を判らなくする程度の能力

  命蓮寺に棲む不可思議な妖怪。
  幻想郷の一角に結界の揺らぎが出来始めたという話を聞いて、
  マミゾウと共に結界の森へ様子を見にやってきた。

  昼頃まで見張っていると見慣れた人間達の気配がした。
  前回(神霊廟)酷い目に合わされた人間達に一矢報いるべく、
  マミゾウに内緒で単独行動を取る。

  それがこのざまである。



 ○2面ボス  自由奔放な化け狸
  二ッ岩 マミゾウ(ふたついわ まみぞう)
  Hutatsuiwa Mamizou

  種族:妖怪(化け狸)
  能力:化けさせる程度の能力

  由緒正しき化け狸。
  幻想郷の外に住んでいた、珍しい妖怪である。
  佐渡から幻想郷へやってきて、そのまま命蓮寺に住む事に。

  里の賢者から白蓮へとある依頼が届いた。その内容は
  「近くにある結界の森といわれる森に妖しげな歪が現れ
  たので調査してほしい」とのことだった。

  白蓮はマミゾウとぬえに調査と監視を頼むことにした。
  もしかしたら外の世界と繋がっているかもしれない、
  彼女はそう踏んだからである。

  監視の途中ぬえと逸れてしまい、偶然やってきた
  人間達に撃墜されたと知り、敵討ちを取ることに。



 ○3面中ボス  空飛ぶレアアイテム
  永江 衣玖(ながえ いく)
  Nagae Iku

  種族:妖怪(龍宮の使い)
  能力:空気を読む程度の能力

  幻想郷の雲の中を泳ぐ龍宮の使い。
  空を飛んでいたらいつの間にか学園都市に迷い込む。

  見知った人間を見かけたので、彼女達が来た道を辿ろうと
  コンタクトを試みたものの、あっさり撃沈される。

  今はもう幻想郷に戻ってきている。


 ○3面ボス  9969人の欠陥電気
  ミサカ10032号(みさか 10032ごう)
  Sisters

  種族:人間(クローン)
  能力:電気を操る程度の能力

  学園都市のとある実験によって生み出されたクローン。
  御坂美琴の軍用クローンでもある彼女の能力は、本家と同じく電撃使いである。
  能力名の通り、オリジナルの美琴と比べてもスペックは1%に満たない。
  しかしそれでも5万ボルトの電圧を出力できるので、侮れる能力ではない。
  
  ミサカ達の脳波により構築されたミサカネットワーク内でも、学園都市に
  起きている異変の噂が流れていた。彼らは一体何処へ消えたのか、果たして
  彼らは無事なのか。そんな事を議論していた矢先、現存している最古のミサカ
  10032号は国境上空で行方不明になった人間を発見する。

  それから数日後、幻想郷で学園都市の超能力者が暴れているという情報を
  上位個体から聞いた彼女は、他の個体をかき集めて調査に乗り出すことに。
  


 ○4面ボス  桜を追う亡霊
  西行寺 幽々子(さいぎょうじ ゆゆこ)
  Saigyouji Yuyuko

  種族:亡霊
  能力:死を操る程度の能力

  冥界のお嬢様で陽気な亡霊。
  神霊騒ぎが収まったと思い、神社に宴会に行っている間に
  白玉楼に泥棒が入った跡があった。しかし、部屋は荒らされておらず
  妖怪桜「西行妖」だけが1本まるごと消え失せていた。
  春度を集めても咲かないような老木に盗む価値があるなんて……。

  不審に思った幽々子は、友人に相談してみた。
  一体誰が犯人なのか、そして真の目的を知るために……。

  真実は花弁が散る夜景の闇に……。




 ○5面中ボス  九尾の式
  八雲 藍(やくも らん)
  Yakumo Ran

  種族:式神(化け狐)
  能力:式神を使う程度の能力

  九尾の式神。紫が寝ている間に代わりに活動している。

  冥界へ恒例の夜桜花見に行く途中、外の世界へ飛び出す紫と幽々子の姿を見かけた。
  「こんな時間に、二人共何処へいくつもりなのか…」
  気になった藍は、とりあえずこっそりついていく事にした。(二人にはとっくにバレバレ)

  次元の裂け目を抜けて行き着いた先は学園都市であった。
  最初は外の世界ではないかと疑ったが、技術レベルが10年は異なっていた。
  幻想郷とは違う世界なのだろう。

  そんな超未来的な異世界の街の光景に見惚れていると、妖しい気配に満ちた
  路地裏を見つけてしまうのだった。…懐かしい春の香りに誘われたのだろう。
  藍が怪訝そうに飛んでいると、背後から見覚えのある人間と
  見覚えのない人間の気配がした。それも超高速で。
  
  「丁度いい。ここまで来た人間ならば何か掴んでいるかもしれない。
   紫様のお仕置きを覚悟で、聞いてみるとしよう。」

  そう呟くと、藍は弾幕を手に取ったのであった。
  恐らくは、路地裏に満ちた妖しい気配(魔力)に影響されたのであろう。

  今はもう幻想郷に戻ってきている。



 ○5面ボス  人間くさい妖怪
  八雲 紫(やくも ゆかり)
  Yakumo Yukari

  種族  :妖怪
  能力  :境界を操る程度の能力

  春になると目が覚めるすきま妖怪。霊夢と共に結界の外を見る数少ない者。
  人間が神隠しと呼ぶ現象は、この妖怪少女の仕業であり、彼女の専売特許でもあった。

  最近幻想郷から、再び春度が失われつつある。その事に気がついた紫は
  地底騒ぎの時と同じように、霊夢に異変の調査依頼を考えていた。
  しかし、そんな時だった。西行妖盗難の知らせを持って幽々子が紫の家を訪ねてきたのは。
  もはや、霊夢一人には手に余る異変かもしれない。そう考えた紫は幽々子と共に
  花弁と化した春度を追いかける為、先に学園都市へ向かった。

  幽々子と手分けして手がかりを探していた紫は、
  桜が集まっていくとあるビルの中へ潜り込む。そこに待ち受けていたのは
  世界最凶最悪と謳われた伝説の魔術師、アレイスター=クロウリーであった。

  紫は説得と西行妖奪還を試みたが、失敗に終わった。
  春度を魔力として吸収したアレイスターの力は、紫の使う妖術とは
  比べ物にならなかったのである。

  ―― 一度ビルから追い出され、途方にくれた紫の目に映ったのは
  正義感に溢れていた学園都市の生徒達だった。
  この人間達ならばあるいは…。紫は失礼を承知で、3人程幻想郷へ送り込んだ。
  二つの世界に散らばる少年少女達がそれぞれ力を合わせればあるいは…。
  科学と魔術と幻想が交差するとき、彼女達の戦いは始まる。
  
  


 ○6面中ボス  魔術と科学の境界
  土御門 元春(つちみかど もとはる)
  Tsuchimikado Motoharu

  種族  :人間(魔術師)
  能力  :風水を操る程度の能力

  科学サイドと魔術サイドのダブルスパイ。義妹の舞夏を溺愛している。

  突如アレイスターから侵入者の兆しがあると言われ呼び出された。
  彼は窓の無いビルへ入ってきた時に、ふと違和感を感じた。
  正体不明の魔力でビルが満ちていたのだ。

  とある理由で魔術は使えなくなってしまったが、
  それでも魔力を感じることはできた。
  奴はまたとんでもないことを考えている。そう考えるには
  十分すぎるほど禍々しかった。




 ○6面ボス  誰でもない人間
  アレイスター=クロウリー
  Aleister=Crowley

  種族  :人間?(伝説の魔術師)
  能力  :主に魔法を使う程度の能力?

  学園都市の最大権力者、学園都市総括理事長。
  世界最高の科学者としての側面も持つ。
  男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見える『人間』。
  普段は窓のないビルに設置された生命維持槽にて外界を伺い、基本的には表に出ない。

  世界最大の魔術師と同名を名乗るが、 関わりを持つ人間の殆どには
  「同姓同名の別人、もしくは偽名」と思われている。
  その正体は、魔術勢力から追われ、討たれたとされる大魔術師本人である。

  滞空回線や直属組織、一方通行、幻想殺しなどを利用し、
  学園都市に秘められた虚数学区を制御するための『プラン』を遂行していた。
  そんな時、滞空回線を通じて幻想郷の存在を耳にした。

  曰く、忘れられた妖怪や、幻想となった存在が跋扈する世界とか。
  曰く、妖怪と人間との力関係の溝を埋める為に、とある決闘方法が採用されているとか。
  所詮ただの噂。そんな異次元の世界なんて存在するはずがない。
  しかしアレイスターはその噂に興味を持った。それがもしも本当だとしたら
  『プラン』への転用も可能かもしれない。そんな幻想が心に渦巻いてから
  アレイスターの行動は早かった。

  幻想郷に生命維持槽ごと姿を現したアレイスターは、雲の上にある扉の向こう側、冥界から
  漏れて来ていた力を感じ取る。この膨大な力を魔力に変換できれば、あるいは。

  そう企んだアレイスターは、徐に扉へ魔力の手を伸ばした。
  莫大な力が必要となる、時空の魔術を遂行する機会が遂に訪れたのだ。

  あっさり西行妖を手に入れる事が出来たアレイスターは、ビルに戻り丁寧に植木鉢に移し替えていた。
  手始めに、まずはビルの中を魔力で満たしてみよう。たまには空気に触れながら佇むのも悪くはなかろう。
  窓のないビルに高笑いが響き渡るが、その声を聞き取れた人間は学園都市には一人もいなかった。



 ○エキストラ中ボス  小さな小さな指揮官
  打ち止め(らすとおーだー)
  LastOrder

  種族:人間(クローン)
  能力:電気を操る程度の能力

  妹達(シスターズ)の最終ロット。検体番号は20001号。
  上位個体としてミサカネットワークに直接命令を下す事ができ、
  司令塔と同時に、ネットワークのファイアウォール的な役割を担っている。

  紆余曲折を経て、一方通行と一緒に行動を共にしていたが、突如
  幻想郷へ失踪する事件が発生し、下位個体(ミサカ10032号)達と共に
  帰還の方法や、とある事件の犯人の追跡調査を開始していた。

  ってミサカはミサカは経緯を説明してみたり。




 ○エキストラボス  最強の超能力者
  一方通行(あくせられーたー)
  Accelerator

  種族:人間
  能力:あらゆるベクトルを操る程度の能力

  学園都市に7人しかいない超能力者(レベル5)第一位で、
  最強の力を持つ少年。名前はあくまでも能力名であり、本名は不明。

  運動量・熱量・光・電気量etcといったあらゆるベクトル(向き)を観測し、
  触れただけで変換する能力を持つ、攻防一体の反則的能力。

  普段は「反射(ベクトルの反転)」に設定されており、
  身体の周囲を覆うわずかな保護膜に触れた全ての攻撃を、自動的に跳ね返してしまう。
  もちろん弾幕ですら例外ではなく、霊夢のホーミングアミュレットや魔理沙のレーザー
  ですら跳ね返せる程である。弾幕勝負の時はそれなりに自重してるらしい。


  春度を含んだ桜が学園都市で観測されたとき、彼は違和感を感じていた。
  こんな動きは自然風では到底説明できる訳がない。誰かが何かを企んでいる。

  大気中に漂う桜のベクトルを追いかけながら分析した結果、統括理事長の佇む
  窓のないビルを目指していることが分かった。余りにも不自然で判り易かった。
  暗部仲間であり座標移動の能力を持つ彼女に連絡をしようとした時、空間に裂け目が現れ
  足掻く暇もなく幻想郷へ転送されてしまった。余りにも突然な出来事であった。
  
  目覚めると、彼は人里の近くの森で倒れていた。
  木々の隙間から里の風景が見えたので、そこで情報を集めることにした。

  しかし、動いた矢先に天空から弾幕の攻撃が降り注いだ。
  とっさに反射で防いだ一方通行だったが、相手の姿を見て吃驚する。
  何故か怒りで目を吊り上げた少女達が自分を取り囲んでいたのだから。

  説得や事情の確認を試みたが、彼女達の言い分は自分には心当たりが無かった。
  正直言って自分と比べると驚異的な力ではないのだが、相手に跳ね返してもそれは同じ事。

  更に一方通行は頭脳に損傷を受けており、ミサカネットワークの代理演算に首元
  のチョーカーで頼っている状態である。バッテリーも永久に持つわけではない。
  万が一、首元を狙われたり電池切れになってしまったら…。彼の脳裏に死の予感が過る。

  ここで無理に戦うより、体勢を整えた方が早い。
  そう考えた一方通行は丁度目に止まった洞窟の奥へ、戦う振りをしながら身を隠した。

  暗い洞窟の奥へ小型プラズマ弾で照らしながらしばらく進んでいると、入り口の方から
  聞きなれた声とそうでない声の二つが、反響しながら向かって来るのを感じた。

  「仕方ねェ、まとめて相手にして情報を引き出してやるかァ」
  チョーカーの能力使用スイッチを入れた一方通行の目に、闘志が宿った瞬間であった。




























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     *この先は、エキストラ以降に係わる強烈なネタバレがあります
      クリアしたか諦めたか、そもそもどうでも良い方のみ見てください


               この先、一億光年
                   ↓



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■4.エキストラアフターストーリー
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 元夢殿大祀廟の洞窟に籠っていた男、一方通行は犯人ではなかった!

 後を追ってきた打ち止めの話によると、同じ時間帯に別の場所で別の男が
 目撃されていたのだという。それも大物妖怪の住処を点々と。

 迷いの竹林、命蓮寺、白玉楼、神霊廟、そして留守にしていた紫の住処。
 まるで星の形を描くような順番であった。

 一度博麗神社に帰って見ると、守矢神社の分社の向こうが騒がしくなって
 いるのを感じた。一方通行は洞窟に居るにも関わらず、尚事件が起きた。
 ということは…?

 行け霊夢、何としてでも幻想郷の秩序を乱した不届き物を
 今度こそ捕まえるのだ!


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■5.追加のキャラ設定
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◇プレイヤーキャラサイド
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 ※注 この自機キャラクターはミラクルステージ専用ですが、クリアすると
    他のステージでも順番に遊べるようになります。
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 ○奇跡の巫女
  東風谷 早苗(こちや さなえ)
  Kotiya Sanae

  種族:人間
  能力:奇跡を起こす程度の能力

  妖怪の山にある守矢神社に住む巫女さん。妖怪退治は不慣れ。

  普段は神様と妖怪達に囲まれて暮している為、人間の話し相手が欲し
  いと思っているが、麓の人間は妖怪染みた人間ばかり。
  そのうち、自分のああなるのかと少しだけ心配している。
  でも、現人神と慕われただけあって妖怪にも劣らないが、少々惚けた
  所もある。

  境内に倒れていた少女、佐天涙子を介抱したのも彼女。
  意識を取り戻し、会話をしていた所、垣根帝督の襲撃に合う。


 ○魅力的なお節介焼き少女
  佐天 涙子(さてん るいこ)
  Saten Ruiko

  種族:人間
  能力:微風を起こす程度の能力

  学園都市第七学区立柵川中学に在席している、中学一年生の少女。能力はレベル0の『空力使い』。

  挨拶代わりに初春のスカートをめくるセクハラ中学生。
  初春繋がりで白井黒子や御坂美琴とも知り合う事になった。
  都市伝説や噂話を追求するのが趣味。そのせいで危ない橋を渡る事もちらほら。

  幻想郷の事はもちろんネット上でも噂になっていた。
  『幻想郷は人格破綻者が跋扈している』
  『幻想郷の入り口を見つけた者は幸せになれる』等

  殆どは根も葉もない噂ばかりだったが…。
  しかし、彼女はとある噂を見つけてしまう。

  『幻想郷にたどり着くと能力レベルが上がる』と。

  彼女はこの手の噂を深追いして身を滅ぼしかけた事があった。
  しかし、彼女はこの噂の真相の追及を諦めようとは思えなかった。

  そんなある時、不意に入り込んだ路地裏の奥で
  入口らしき暗黒の穴を見つけてしまった涙子。

  彼女の瞳にもう迷いなどない。


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◇敵キャラサイド
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 ○MC面中ボス 妹達(シスターズ)

  一方通行が濡れ衣を着せられてから、密かに幻想郷で
  機密調査を行っていた妹達であったが、ついに有益な
  情報をこちらでも手に入れた。

  妖怪の山の頂上付近で大きな抗争が勃発しているらしい、と。
  彼女達は、自前の武器や弾幕を手に取り
  妖怪の山のてっぺんにある守矢神社へ向かっていた。

  広い境内を進んでいく途中、二人組の勇ましい人間が
  向かってきているを見た司令塔の打ち止めは、事態収拾の為
  誘導役を買って出たのであった。




 ○MC面ボス  幻想的な未元物質
  垣根 帝督(かきね ていとく)
  Kakine Teitoku

  種族:元人間(冷蔵庫の付喪神)
  能力:存在しえない物質を作り出す程度の能力


  能力『未元物質』を所持する、学園都市第2位の超能力者(レベル5)…の姿を借りた付喪神。
  姿こそ同じだか、内面は本来の垣根帝督とは大分異なるようだ。
  彼の能力は「この世に存在しない素粒子を生み出し(または引出し)操作する」能力であり、
  この世のものでない性質を、生成した物質に付与できる。

  かつては、帝督本人の意思により未元物質で複製された個体の一つであり。
  一方通行との過去の戦闘によって休眠状態に陥りながらも、学園都市の古い研究所の
  埃被った冷蔵庫の中に保管されていた。

  そんな時であった。幻想郷と学園都市が紫の力によって繋がったのは。

  「一方通行が憎い」「ここに封じ込めた奴らに叛逆をしたい」という分裂された垣根の憎悪と
  「こんな所で誰にも気づかれずに動かされ続けるのは御免だ」「自由になりたい」という冷蔵庫の意思が
  浮遊していた春度の力によって混ざり合い、垣根帝督の姿を模した冷蔵庫の付喪神が誕生したのである。

  しかし、彼が目覚めた時にはすでに異変は収束しており
  幻想郷から流れてきた力から生まれた彼には、すでにこの世界には居場所が無かったのである。
  彼が目指す先は、生まれた瞬間から決まっていたのである。

  彼は春度と未元物質を練り上げると、その混沌としたチカラで次元の裂け目をこじ開け
  小さな黒い穴を作り出せるようになっていた。そして垣根は窓のないビル近辺の路地裏に
  次元の穴に作りだし、ついでに偶然にも調査中だった一方通行に座標を合わせ、裂け目に落とし込んだ。
  そして穴の向こうに転移したのを確認すると、垣根自身も別に穴を作り出し幻想郷へ入り込んだのである。

  一つ誤算だったのは、その時開けた穴を閉じ忘れていた結果。
  とある中学生が入り込んでしまい、偶然にも山の上の神社に送り込んでしまったことであろう。

  尚、本人には「自分が付喪神である」という自覚は一切なく、自分こそが
  本物の垣根帝督だと思い込んでしまっていた。霊夢に敗れた後、自分探しの旅に出たようだ。