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东方求闻史纪/铃仙·优昙华院·因幡/中日对照
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狂気の赤眼 | 狂气的赤眼 |
鈴仙・優曇華院・イナバ Reisen Udongein Inaba | 铃仙·优昙华院·因幡 Reisen Udongein Inaba |
能力: 狂気を操る程度の能力 | 能力: 操纵疯狂程度的能力 |
危険度: 不明 | 危险度: 不明 |
人間友好度: 普通 | 人类友好度: 普通 |
主な活動場所: 迷いの竹林 | 主要活动场所: 迷途竹林 |
他の妖獣と大きく性質が異なり、一際特殊な妖怪兎が鈴仙・優曇華院・イナバだ。 | 铃仙·优昙华院·因幡,和其他性质的妖兽有很大的不同,是格外特殊的妖怪兔。 |
獣らしさの少ない背筋の伸びた正しい姿勢。妖獣にしては緩慢な移動。妖獣なのに人間を襲う事が無い。反対に人間を避ける。極端に長い耳と毛。全てにおいて他に類を見ない妖怪兎である。 | 有着别的兽类很少有的直立姿势。相比妖兽而言移动较缓慢。作为妖兽却从未做过袭击人类的事。相反却会避开人类。有着极长的耳朵和头发。在所有的妖怪兔里面是独一无二的。 |
因幡てゐが兎のリーダー的な存在だが、このてゐに命令をし操っているのが彼女である(*1)。事実上の兎のリーダーである。 | 因幡天为是兔子们的领袖,而她却能对这个天为下命令(*1)。是实际上的兔子的领袖。 |
彼女の赤い眼をまともに見ると狂うと言われている。それに彼女の声は、聞き取っても全く頭に入ってこなかったり、反対に離れているのに耳元で喋っているかの様に聞こえたりする。その不気味さもあって、殆どまともな会話が出来ない。 | 据说正视她的红眼会使人发狂。而且她的声音也是,有时就算能清楚地听到了却无法听进脑海中,相反有时就算在远处,听起来却好像在你的耳边说话一样。由于这种诡异的现象,导致几乎不能正常地与她对话。 |
普段は迷いの竹林にある永遠亭に住んでいる。そこでの行動は不明だが、時折人里に現われては薬売りをやっている。怪しげな薬を大量に持ち歩く事でも有名である(*2)。 | 一般住在迷途竹林中的永远亭里。她在那边的行动无从得知,不过有时会在人类村庄出现贩卖药物。她也因为随身携带着大量可疑的药物行动而出了名的(*2)。 |
狂気の能力 | 疯狂的能力 |
狂気を操るとは気を狂わす事であり、即ち物事に宿る波を操作する事である。 | 操纵疯狂实际上就是使人发狂的能力,也就是操纵寄宿在事物之上的波的能力。 |
波長を長くすれば、即ち暢気となり、何事にもやる気をなくし動かなくなる。波長を短くすれば、即ち狂気となり、情緒不安定で感情的になり、人と話が出来なくなる。 | 波长增长的话,即会变得轻松,什么事情都没有干劲不想去做。波长缩短的话,则会带来疯狂,情绪变得不稳定不理智,与人对话也做不到。 |
振幅を増せば、即ち存在が過剰になり、どんなに離れた場所でも意思の疎通が出来る。振幅を減らせば、即ち存在が希薄になり、どんなに近くでも声が通らなくなる。 | 增加振幅就是让存在变得过剩,无论多远的地方也能进行思想的交流。降低振幅就是让存在变得稀薄,无论多么接近也无法令声音通达。 |
位相をずらせば、即ち干渉が起こらず、触れる事が出来なくなる。 | 移动相位的话,就不会有干涉,也就无法触碰到东西。 |
逆位相を取れば、即ち存在を否定し、完全に姿を消す。 | 相位倒置的话,就会否定存在,让外形完全消失。 |
この様な多彩な能力を使い、人を狂わすのである。 | 使用着这样丰富的能力,来让人发狂。 |
目撃報告例 | 目击者报告 |
・あれは朝早く竹林に筍取りに行った時じゃった。その時は何故か筍が大量で、ずっと下を見とったんじゃ。腰が痛うなって体を起こしたんじゃ。そしたら、奇妙な妖怪兎を見かけてのう。 | ・那是早上去竹林采竹笋的时候的事了。那时不知为什么能够看到大量的竹笋在下面哪。腰疼了所以就站直了身体哪。就在这个时候,看到了奇妙的妖怪兔。 |
その妖怪兎は、何か空を見てブツブツ語りかけてたんじゃ。誰かと話しているかの様だったが、そっちには沈む前の月しか無いし……。 | 那个妖怪兔正看着天空中的什么在自言自语哪。好像是在和谁说话的样子,但那边除了西沉的月亮什么都没有…… |
気味が悪かったのでその場を去ろうとしたとき、その妖怪兎が振り向いて儂に気付いたんじゃ。 | 正当我觉得反感要离开那个地方的时候,那个妖怪兔回头发现了我哪。 |
そしたら、すーっと姿が見えなくなったんじゃよ。 | 于是,就这么完全消失了哪。 |
あれは夢だったのかのう(筍取りの翁) | 那个是梦吗?(采竹笋的老人) |
夢かも知れない(*3)。 この妖怪兎の行動は奇怪で、まだ不明な事が多過ぎる。 | 说不定是梦来着的(*3)。 这个妖怪兔的行为很奇怪,有很多事至今仍然不明。 |
対策 | 对策 |
この妖怪が人間を襲ったという報告は無い。 | 没有关于这个妖怪袭击人类的报告。 |
だが友好的かというとそうでもなく、人里に薬売りに来たとしても仕事を終えると、人間を避ける様に迷いの竹林に消えてしまう。 | 但是说是友好的话也并不是那样,到人类村落来贩卖药物的工作结束后,就像避开人类似的消失在迷途竹林里了。 |
食生活も人間と常に同じ物を食べているようである。この辺も普通の妖怪とは異なる。 | 饮食也和人类日常吃的是同样的东西。在这上面也与普通的妖怪不同。 |
ただ、注意しないといけないのが、この妖怪の赤い眼をまともに見てはいけないという事である。この眼は満月と同様の効果を持ち、確実におかしくなる。 | 但是,不可不注意的是,不要去正视这个妖怪的红眼。这眼睛和满月有相同的效果,确实很奇怪。 |
(*1)余り言うことを聞かないと専らの噂。 | (*1)有传言说她基本不听她的话。 |
(*2)恐ろしく苦い薬とか。 | (*2)苦得让人害怕的药之类。 |
(*3)もしくは老人特有のアレ。 | (*3)或者是老人特有的那啥。 |
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