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东方儚月抄 ~ Cage in Lunatic Runagate./设定文档/中日对照

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综述

東方Project——人と妖怪が共存する箱庭
东方Project——人与妖怪共存的土地
東方Projectは幻想郷を舞台に妖怪や人間たちが織り成す物語である。
P112から始まる小説『東方儚月抄 ~ Cage in Lunatic Runagate.』にそなえ、
ここでは舞台となる幻想郷を中心に東方Projectの世界観を紹介していきたい。
东方Project是一系列以幻想乡为舞台,讲述人和妖怪之间发生的事情的故事。
包括从第112页起刊登的小说『东方儚月抄 ~ Cage in Lunatic Runagate.』在内,
这里将向各位介绍以幻想乡为舞台的东方Project的世界观。
幻想郷という楽園
被称作幻想乡的乐园
 古来より、人間は少しずつ闇を削ってその活動領域を拡大し続けてきた。もはや秘蹟や神秘が幅を利かせていた時代は終焉を向かえ、論理と科学がそれらに代わる常識として世界を覆いつくすようになって一世紀以上。しかし、そんな現代日本の山奥に未だ科学全盛以前のルールが世を統べる不可思議な一帯「幻想郷」があった。
 自古以来,人类就在不断的开拓其自身种族的生存领域。所谓秘迹和神秘大量出现的时代走向了终结,理论和科学取而代之成为覆盖整个世界的常识这一情况已经存在了一个多世纪。然而,就在现代日本的某座深山之间竟然还存在着以科学理论全盛以前的规律统治着的名为「幻想乡」的不可思议的地方。
 幻想郷は全体を「博麗大結界」と呼ばれる堅牢な結界に囲まれている。博麗大結界とはいわゆる常識の境界であり、ある空間を境にして常識と非常識を分けてしまう効果があるのだ。つまり外の世界の非常識が、結界の内側である幻想郷の常識になる。これにより、外側の世界が非常識として妖怪や夜の世界を排斥すればするほど、それらが幻想郷内での常識として流れ込んでくるようになった。だから幻想郷では人間よりも妖怪が多く、妖怪の天下なのである。
 幻想乡整体被一个称作「博丽大结界」的坚固结界所包围。而这座博丽大结界也就是所谓常识的境界,具有以某个空间为界限划分出常识和非常识的效果。也就是说在外面世界的非常识,在结界内侧就是幻想乡的常识。因此,被外侧的世界认定为非常识的妖怪和夜之世界而加以排斥的概念,在幻想乡里则如同常识一般存在。因此幻想乡里的妖怪数量要多过人类,整片土地成为了妖怪的天下。
 大結界が成立するまで、幻想郷はどこにでもある山奥の一地域に過ぎなかった。普通の山奥のように人間が少しだけ住み、神々や妖怪たちがそれ以上に多く住んでいた辺境。時代の流れとともに、非科学的な存在の淘汰の波も同様に等しく押し寄せてきていた。妖怪たちは徐々に存在を否定され、あわや滅亡の危機に瀕していたこともあった。そこで導入されたのが博麗大結界である。
 在大结界形成之前,幻想乡只不过是一片十分平常的深山土地,就像普通的深山一样是人烟稀少,而更多居住着神明和妖怪的边境地带。随着时代的进步,非科学的概念也在面临着被淘汰的命运。妖怪们的存在渐渐被否定,最后竟出现了灭亡的危机。由此博丽大结界被导入了这片地区。
 大結界を張ることにより、妖怪たちには安定がもたらされた。また、結界の管理と監視を博麗神社の巫女が勤めることになったことで妖怪は人間を襲いにくくなったが(巫女に懲らしめられるため)そもそも争う理由が無いので、どちらにとっても平穏が訪れたのだ。
 由于大结界的存在,妖怪们的生活恢复了稳定。同时,由于管理和监视结界的博丽神社的巫女的努力妖怪们要袭击人类也变得不容易了(因为会被巫女惩罚)何况原本双方争斗的理由都不存在,因此无论是妖怪还是人类都获得了安定的生活。
スペルカードルールと異変
符卡与异变
 大結界によってもたらされた平穏には、ひとつの弊害があった。人間を襲えなくなったことで、全体的に妖怪の力が弱まってしまったのである。もしも外の世界で強大な力を持った妖怪が滅んで幻想郷に流れ込んできたら、その妖怪に幻想郷が支配されてしまう恐れが出てきたのだ。
 然而由大结界带来的平静生活,也产生了一大弊害。由于不再袭击人类,全体妖怪的力量正在不断衰弱。如果外面世界有强大的妖怪向幻想乡发动进攻,那么整个幻想乡都会面临被这个妖怪支配的危险。
 事実、懸念は現実のものとなった。突如現れた強大な吸血鬼レミリア・スカーレットが次々と妖怪たちを配下に引き入れ、幻想郷を席巻したのである。幸いにも、もっとも力のある妖怪が力業で吸血鬼を叩き伏せたことで危機をしのいだが、早急な対応に迫られた妖怪たちは巫女に相談することにした。
 而事实上,这一威胁也成为了现实。突如其来的吸血鬼蕾米莉亚·斯卡蕾特将幻想乡的妖怪们招至麾下,席卷了整个幻想乡。幸运的是,力量最强大的妖怪们最后还是将吸血鬼打倒并解除了危机,而以此为契机认为形势危险的妖怪们为了早日应对这类事件而开始和巫女进行商谈。
 そこで提案されたのが「スペルカードルール」である。主な概要は以下の通り。
 而在这次商谈中被提案的就是「符卡规则」。该规则的摘要如下。
・自分の得意な技に名前をつけて、決闘前にそれらをいくつ使用するか宣言する。
・技の名前は契約書と同じ形式で紙に記す(規則の絶対化)。この紙をスペルカードと呼ぶ。
・決闘で敗れた場合は、余力があっても負けを認める。勝っても人間を殺さない。
·为自己擅长的技能起名,在决斗以前公开宣言将要使用的一种或几种技能。
·将技能的名称以合同的形式记载在纸上(即规则的绝对化)。而这张纸就被称为符卡。
·在决斗中败北的人,即便仍有余力也必须承认失败。而胜利方绝不可以杀人。
これにより擬似的に命をかけた戦いが出来ることになり、誰でも気軽に巫女に戦いを挑んだり異変を起こしたり出来るようになった。ルールの導入以降は定期的に異変が起こり、巫女や力を持った人間に解決されている。なお、異変は便宜的に巫女が勝つまで繰り返される。
以此而模拟的生死决斗,让幻想乡无论是谁都能向巫女发起挑战并引发异变。在规则引入之后异变更是定期发生,最后由巫女和力量强大的人类解决。另外,为方便起见异变在巫女取胜之前会一直循环发生。
 このルールを使って初めて異変を起こしたのが、先のレミリアが起こした「紅霧異変」(『東方紅魔郷』に当たる)だとされている。
 通过该规则首次解决的异变事件正式上面提到的、由蕾米莉亚策划的「红雾异变」(『东方红魔乡』)了。
異変=作品紹介
异变=作品介绍
 以上を踏まえた上で、これまでに発表されている東方Projectの主な作品について簡単に紹介していきたい。
 根据上面的内容,接下来将简单介绍迄今为止发表的东方Project的主要作品。
〇東方紅魔郷
the Embodiment of Scarlet Devil.
东方红魔乡
the Embodiment of Scarlet Devil.
 夏のある日、幻想郷中が霧で包み込まれてしまう事態が発生。勘に従ってなんとなく出掛けた霊夢は、いつしか謎の洋館にたどり着く。館の主である吸血鬼レミリアが、陽射しを嫌って霧を出していたのだ。
(紅霧異変)
 夏季的某日,幻想乡突然被浓雾完全笼罩住了。凭直觉而进行调查的灵梦,不知不觉地来到了谜之洋馆。事件的真相是洋馆的主人吸血鬼蕾米莉亚,因为讨厌阳光而使用浓雾遮住了太阳。
(红雾异变)
〇東方妖々夢
Perfect Cherry Blossom.
东方妖妖梦
Perfect Cherry Blossom.
 咲かない桜「西行妖」を咲かせるため、亡霊の姫・西行寺幽々子は庭師の妖夢に命じて幻想郷中から春を集めた。春が来ないことを不審に思った霊夢が、かすかな春の気配を頼りにたどり着いたのは……。
(春雪異変)
 为了使一直没有盛开的樱花「西行妖」盛开,亡灵公主·西行寺幽幽子令园艺师妖梦在幻想乡内收集春天。因为春天迟迟未到而感到可疑的灵梦,尾随着微弱的春之气息进行调查的结果是……。
(春雪异变)
〇東方永夜抄
Imperishable Night.
东方永夜抄
Imperishable Night.
 秋も深まったある夜、幻想郷の月が偽物とすりかえられてしまう。月の影響を受ける妖怪たちがこの異変に敏感に反応、いつまでも動きを見せない人間を引っ張り出しにきた。二人は一晩のうちに全てを解決すべく夜を止める——。
(永夜異変)
 深秋的某个夜晚,幻想乡的月亮被冒牌货调换了。长期收月亮影响的妖怪们很快就感受到了这场异变的发生,然后和一直行踪不明的人类们一起出动了。两人一组在一夜的时间里解决了整个事件结束了这个无尽的夜晚——。
(永夜异变)
〇東方花映塚
Phantasmgoria of Flower View.
东方花映塚
Phantasmgoria of Flower View.
 春、幻想郷は花が咲き乱れていた。だが、何故か春の花たけでなく一年中すべての花が同時に咲き出したらそれは異変である。陽気に浮かれたのか妖精たちを尻目に、霊夢はあてどもなく出掛けるのだった。
(六十年周期の大結界異変)
 春天,幻想乡的大地被盛开的鲜花所覆盖。然而,不知道为什么发生了不仅是春天的花就连一年中其他季节的花也都同时盛开的异变。将兴奋的妖精们放在一边,灵梦又开始了她漫无目的的调查。
(六十年为周期的大结界异变)
『東方儚月抄』に関係の深い人物相関図
『东方儚月抄』主要的人物关系图
博麗霊夢
博麗神社の巫女さん。修行はサボりがちだが能力は高い。
懲らしめる→八雲紫
懲らしめる→蓬莱山輝夜
博丽灵梦
博丽神社的巫女。虽然长时间不修行但依旧能力出众。
惩罚→八云紫
惩罚→蓬莱山辉夜
八雲紫
最強の妖怪で境界を操る。妖怪の賢者の一人。
使役→八雲藍
侵略?→月
八云紫
操纵境界的最强妖怪。妖怪贤者之一。
使役→八云蓝
侵略?→月
八雲藍
紫の式神。藍自身も式神を使うことが出来る。
八云蓝
紫的式神。而她本人也能操纵式神。
蓬莱山輝夜
月のお姫様。蓬莱の薬を飲んで追放された。
かくまう→鈴仙・優曇華院・イナバ
蓬莱山辉夜
月球的公主。因为服食了蓬莱之药而被流放。
藏匿→铃仙·优昙华院·因幡
八意永琳
薬を扱うのに長けた輝夜の教育係。輝夜とともに逃亡。
教育→蓬莱山輝夜
八意永琳
擅长制药且是辉夜的老师。与辉夜一起逃亡。
教育→蓬莱山辉夜
鈴仙・優曇華院・イナバ
月の兎。仲間を見捨てて逃げてきた。
師事→八意永琳
铃仙·优昙华院·因幡
月兔。抛弃了同伴逃亡到了地面上。
拜师→八意永琳
因幡てゐ
とても長生きな妖怪兎。出会うと幸運になれるらしい。
協力→鈴仙・優曇華院・イナバ
因幡天为
十分长寿的妖怪兔。传说见到她就会变得幸运。
协助→铃仙·优昙华院·因幡

撃退→八雲紫
追放→蓬莱山輝夜
逃亡→八意永琳
逃亡→鈴仙・優曇華院・イナバ

击退→八云紫
流放→蓬莱山辉夜
逃亡→八意永琳
逃亡→铃仙·优昙华院·因幡

第一话设定文本

東方儚月抄:キャラクター紹介
东方儚月抄:人物介绍
月の頭脳
八意永琳(やごころ・えいりん)
月之头脑
八意永琳(Eirin Yagokoro)
 元は月に住んでいたが、とある事件で罪を犯したことで地上に隠れ住んでいる。永琳が地上に住むようになったのは博麗大結界が成立する前だったので、実はつい最近まで自分たちが住む屋敷、永遠亭の周囲の状況についてあまり詳しくなかったようだ。
 曾经居住在月球,由于某些事件犯下重罪而被迫隐居在地上。永琳在地上隐居之时博丽大结界还尚未形成,实际上直到最近她才走出屋子,渐渐熟悉自己居住的永远亭周围的情况。
 八意家は古くから月に住んでいた一族で、薬の扱いに非常に長けていることで知られている。元来が天才揃いの八意家にあっても永琳の能力は傑出しており、不死の薬である「蓬莱の薬」を含むあらゆる薬を作り出すことはもちろん、その英知から賢者と称えられ、月世界の姫君たちの教育係も勤めていた。
 八意家是自古以来居住在月球上的一族,因非常擅长制药而闻名。而在天才辈出的八意家中永琳的才能更是杰出,能够制作出包括不死药「蓬莱之药」在内的所有药物,而其智慧更使她被称为贤者,并且担任了月世界公主的教育工作。
 そんな永琳がなぜ罪を犯し地上に隠れ住んでいるのかは、今回の第1話に詳しい。
 关于永琳所犯下的罪行以及隐居在地上的原因,这次的第1话里将会进行详细地讲述。
永遠と須臾の罪人
蓬莱山輝夜(ほうらいさん・かぐや)
永远和须臾的罪人
蓬莱山辉夜(Kaguya Houraisan)
 月の民のお姫様。蝶よ花よと育てられ、わがまま放題やりたい放題に育った。その延長で気まぐれから永琳に作らせた蓬莱の薬を飲んでしまい、不老不死となる。当然それは周囲の知ることとなり、罰として輝夜は月から地上へと落とされた。
 月之民的公主大人。在花丛和蝴蝶中成长,过着极自由的生活。因为她的这一性格她服下了永琳制作的蓬莱之药后,成为了不老不死之身。当然这也被身边的人得知,作为惩罚辉夜被流放到了地上。
 輝夜が月から追放されてから数年後、ようやく罪が許されて月から使者が迎えに来ることになった。その使者こそ永琳だったのだが、輝夜の事情を慮った永琳は他の使者を裏切って輝夜とともに逃走、ともに地上で隠れて暮らすことになったのだ。
 辉夜被从月球流放数年之后,她的罪行终于得到了宽恕,因而月球上派了使者来迎接她。这个使者正是永琳,考虑到辉夜的事情,永琳最终背叛了其他的使者带着辉夜一起逃走,在地上隐居了下来。
 隠れ住むうち鈴仙やてゐなどを加え、少しずつ永遠亭の住人は増えていった。そんなある日、鈴仙が月から不穏な波動を受信する。月と地上の間で争いが起こるから、月の戦力として鈴仙を迎えにいくという内容だった。使者が来れば自分たちが隠れていることも、まとめて露見する。もう逃げ隠れすることに飽きた輝夜は永琳と謀り、地上から満月をなくすことで月と地上を行き来不可能にするよう、地上を密室に見立てる秘術を永琳が展開。月から地上へ向かえば偽りの月に、地上から月に向かえば偽りの月にたどりついてしまう秘術だ。夜空には術を象徴して偽りの月が鈍い輝きを放ち、すべては上手く運んだように見えた……。
 加上铃仙和天为,她所居住的永远亭里居民越来越多。有一天,铃仙从月亮上收到了可疑的波动。收到的内容说月球和地上之间爆发了争端,而月球希望铃仙可以成为战斗力而特别派使者来迎接她。使者一旦降临,自己的所在地就会彻底暴露。不想再逃亡的辉夜和永琳商议,令地上看不到满月从而使得月球和地上之间无法来往,永琳因此展开了将地上变成密室的秘术。这是会让人从月球前往地上就会到达假月球,而地上前往月球也只能到达假月球的秘术。夜空中象征着法术的假月球散发着空洞的光辉,一切似乎都进展顺利……。
 結局、大規模な術を使ったことで異変が妖怪に察知され、異常事態として人間・妖怪双方から懲らしめられてしまった。妖怪たちに変化が起こることは、即ち幻想郷のバランスが崩れることを意味し、幻想郷で平和に過ごす人間と妖怪の両者にとって看過できない事態なのだ。だが幸運なことに、密室の術が破られたとしても、永遠亭は幻想郷にあるのだから外部からの侵入は極めて難しかったということとだ。そう、はじめから追っ手など来られなかったのだ。人と妖怪以外の「宇宙人」だった輝夜たちだからこそ幻想郷のバランスを崩しかねない事件を引き起こしたが、周囲にその存在を知られることで本格的に幻想郷になじんでいった。この騒動を永夜異変という。
 结果,如此大规模的法术产生的异变被妖怪们纷纷察觉,这种异常状态最终令辉夜等人遭到了人类、妖怪双方的惩罚。妖怪们身上一旦产生变化,就意味着幻想乡的平衡会被打破,这对平稳生活在幻想乡的人类和妖怪双方来说都是无法容忍的事情。幸运的是,密室之术被破解之后,永远亭由于处在幻想乡很难从外部被入侵。也就是说,从一开始就没有什么追兵。而由人与妖怪以外的「外星人」辉夜对幻想乡的平衡很难产生影响,而整件事情令她们的存在被公开后她们渐渐被幻想乡的居民们所熟悉。这次骚动就被称作永夜异变。
楽園の素敵な巫女
博麗霊夢(はくれい・れいむ)
乐园的可爱巫女
博丽灵梦(Hakurei Reimu)
 幻想郷と人間界の境界に位置する博麗神社の巫女。幻想郷のバランスを保つという使命を持ち、妖怪退治や異変の解決を主な仕事としている。人間にも妖怪にも公平に接するので妖怪たちに親しまれているが、逆に一般の住民からは妖怪同様に畏れられるふしも。
 位于幻想乡和人间界的境界位置的博丽神社的巫女。肩负着保持幻想乡平衡的使命,主要工作是降伏妖怪和解决异变。她无论是对人类还是对妖怪都公平相待因此和妖怪们之间相处融洽,但是反过来却被一般人当做妖怪一般畏惧。
 性格はいたって暢気で、何も無いときは縁側で日がな茶をすすって呆けていることが多い。ただし勘が鋭く、幻想郷に異変が迫ればたちどころに察知、解決に乗り出すようだ。また、公平に接するとは言っても、基本的に妖怪は退治するものと考えているので異変解決中の霊夢に出会ってしまった妖怪は例外なく酷い目にあわされる。
 性格悠闲,无事可做的时候大都会在太阳下喝茶发呆。但是直觉敏锐,能很快察觉到幻想乡发生的异变,然后着手解决。另外,虽然说一视同仁,但是基本上她的工作就是降伏妖怪所以在解决异变时和她相遇的妖怪都会毫无例外地被残酷地对待。
狂気の月の兎
鈴仙・優曇華院・イナバ(れいせん・うどんげいん・いなば)
狂气的月兔
铃仙·优昙华院·因幡(Reisen Udongein Inaba)
 地上人が月を侵略してきた際に、ただひとり逃亡して地上に降りた月の兎。その能力もあって永琳と輝夜に拾われ、今は永遠亭で平穏に暮らしているが、仲間を見捨てて逃げたことに罪悪感を感じている。
 地上人入侵月球时,独自一人逃亡到地上的月兔。因为能力而被永琳和辉夜带了回去,现在在永远亭过着安稳的生活,但心中仍然抱着抛弃同伴独自逃生的罪恶感。
 月の兎は地上の兎とは根本的に種が異なり、同じ種族同士で超長距離間の通信が可能。その能力は月と地上の通信ですら可能にする。
 月兔和地上兔从根本上就是两种完全不同的种族,同一种族的兔子之间能进行超长距离的通信。这种能力甚至可以实现月球到地上的通信。
 本名はレイセンのみで、優曇華院は永琳がつけた愛称。イナバは輝夜がつけた愛称だが、輝夜はむしろ兎全般をイナバと呼んでいるふしがある。
 原名为铃仙,优昙华院是永琳起的爱称。因幡则是辉夜起的爱称,不过倒不如说辉夜把所有兔子都称作因幡。
地上の兎
因幡てみ1(いなば・てみ1
地上兔
因幡天为(Inaba Tewi)
 長生するうちに妖怪となった兎。実は幻想郷の中でも最も長生きしている部類の妖怪だという。兎たちを操れるほか、出会った者に幸運を授けるという能力を持つ。永遠亭が出来る前から竹林に住んでいたちしいが、詳細は不明。謎が多い兎である。
 因为长寿而成为妖怪的兔子。实际上也是幻想乡内最长寿的一类妖怪。除了控制兔子,她还有给予见到她的人幸运的能力。在来到永远亭之前居住在竹林里面,详细情况则不明。是充满了谜团的兔子。

第二话设定文本

東方儚月抄
3誌連載総合情報
多面的に連載を展開する『東方儚月抄』その壮大にして緻密な世界を紹介!
东方儚月抄
3杂志连载综合情报
多方面连载来展开介绍『东方儚月抄』中庞大而又缜密的世界!
〇八雲紫の野望?
〇八云紫的野心?
 のんびり縁側でお茶を飲む霊夢の元を、境界を操る妖怪・八雲紫が訪れた。たまにやって来たと思いきや霊夢に稽古をさせるのだと言う。霊夢は、妖怪の気まぐれに付き合ってやるかくらいの気持ちで修行したが、それも紫の壮大な計画のうちに組み込まれていたのだ。
 操纵境界的妖怪·八云紫,拜访了整天在走廊悠闲喝茶的灵梦的居所。因为紫的突然登门而感到意外的灵梦听到了紫让自己进行修炼这样的话。虽然,灵梦只是照着“要陪着妖怪的心血来潮的想法吗”这样的心情修炼的,但那其实也是被紫加入庞大计划的一部分。
〇それぞれの思惑
〇各自的想法
 千年以上も昔に月面への侵攻に失敗した紫は、再び攻め入ろうと計画を立てて幻想郷中の妖怪から協力を仰いだ。しかし吸血鬼レミリアは紫より自分が先に月へ行こうとロケットの制作を始め、亡霊の幽々子は計画自体に興味が無いと言う。
 一方で月から逃亡中の永琳と輝夜たちは、月での不穏な動きを独自に感じ取って対応策を講じていた……。
 在千年以前攻打月面失败的紫,为了计划再次进攻而期望能够得到幻想乡中妖怪们的帮助。但是吸血鬼蕾米莉亚在紫之前就开始自己制作登月火箭,而身为亡灵的幽幽子对于这个计划没有任何兴趣。
 另一方面从月面逃亡出来的永琳和辉夜,因为感受到了月面的不稳定而开始商讨对策……。
〇今後の展開
〇今后的展开
 月へのロケットは完成するのか? 永琳たちの対応は? そして紫の野望は? ますます各連載から目が離せない!
 通往月球的火箭能够完成吗?永琳等人会如何应对呢?还有紫的野心将会如何?敬请关注接下来的连载!
『東方儚月抄』人物相関図 イラスト:秋★枝
『东方儚月抄』人物关系图 插图:秋★枝
主人公
主人公
博麗 霊夢
博麗神社の巫女さん。
紫に言われて修行中。
博丽灵梦
博丽神社的巫女小姐。
听紫的话正在修行中。
霧雨 魔理沙
霊夢の友人。
面白いことに目が無い。
雾雨魔理沙
灵梦的朋友。
对有趣的东西毫无抵抗力。
紅魔館
红魔馆
レミリア・スカーレット
好奇心旺盛な吸血鬼。
紫より先に
月面に行こうと画策。
命令→パチュリー・ノーレッジ
命令→十六夜咲夜
紫よりも先んじたい→月卋界
蕾米莉亚·斯卡蕾特
好奇心旺盛的吸血鬼。
为了比紫先到月面
而制定计划。
命令→帕秋莉·诺蕾姬
命令→十六夜咲夜
想要比紫先走一步→月世界
十六夜 咲夜
レミリアに仕えるメイド。
ロケットの材料を探している。
依頼→主人公
十六夜咲夜
为蕾米莉亚工作的女仆。
寻找火箭的制作材料。
依赖→主人公
パチュリー・ノーレッジ
レミリアの友人。
ロケットを作成中。
帕秋莉·诺蕾姬
蕾米莉亚的朋友。
正在制作火箭中。
冥界・白玉楼
冥界·白玉楼
西行寺 幽々子
紫の古くからの友人。
紫への協力を断ったかに
見えたが…?
→魂魄妖夢
協力?→八雲紫
西行寺幽幽子
紫很久以来的朋友。
看上去是拒绝
与紫合作…?
→魂魄妖梦
协助?→八云紫
魂魄 妖夢
西行寺家の庭師。
ある情報を
霊夢たちにもたらす。
情報→博麗霊夢
魂魄妖梦
西行寺家的园艺师。
向灵梦传递了
某些情报。
情报→博丽灵梦
永遠亭
永远亭
八意 永琳
月から逃げた賢者。
ひっそりと隠れ住んでいる。
対立→月卋界
—蓬莱山輝夜
八意永琳
从月球逃离的贤者。
过着秘密的隐居生活。
对立→月世界
—蓬莱山辉夜
蓬莱山 輝夜
元・月のお姫様。
永琳は元・教育係。
—八意永琳
—鈴仙・優曇華院・イナバ
蓬莱山辉夜
前月之公主。
永琳是她的前老师。
—八意永琳
—铃仙·优昙华院·因幡
鈴仙・優曇華院・イナバ
月から逃げてきた月の兎。
騒動とは離れて
のんびり生活中?
—蓬莱山輝夜
铃仙·优昙华院·因幡
从月球逃离的月兔。
处于远离骚动的
和平生活中?
—蓬莱山辉夜
黒幕?
黑幕?
八雲 紫
境目に棲む大妖怪。
月面侵略を計画中?
使役→八雲藍
協力?→西行寺幽々子
修行→博麗霊夢
侵略?→月卋界
八云紫
栖息于缝隙中的大妖怪。
正计划侵略月面?
使役→八云蓝
协助?→西行寺幽幽子
修行→博丽灵梦
侵略?→月世界
八雲 藍
紫の式神。
紫の計画の為に奔走する。
八云蓝
紫的式神。
为紫的计划而四处奔走。
月卋界
月世界
対立→八意永琳
对立→八意永琳

第三话设定文本

東方儚月抄
3誌連載総合情報
多面的に連載を展開する『東方儚月抄』その壮大にして緻密な世界を紹介!
东方儚月抄
3杂志连载综合情报
多方面连载来展开介绍『东方儚月抄』中庞大而又缜密的世界!
〇徐々に明かされる月の都
〇逐渐明晰起來的月之都
 第三話「浄土の竜宮城」と、コミック第七話「月のお姫様」において、これまではその殆どが謎に包まれていた月の都についての情報が少しずつ明らかになってきた。未だ謎に満ちた部分は多いが、既存の情報と照らし合わせて状況や人間関係などを整理してみよう。
 在第三话「净土龙宫城」,以及漫画的第七话「月之公主」里,至今都几乎被谜团包围的月之都终于逐渐明朗了起来。虽然还有许多充满未知的地方,但是试着在与现有的信息进行对照之后整理一下事态的状况以及人物间的关系吧。
〇月人の起源について
〇月人起源介绍
 本編において語られたように、月の都に住む人々は、もともとは地上に住む人たちであったらしい。地上に住んでいた賢者が穢れと寿命の関係に気付いたことから月への移住を決意し、親族でも選りすぐりの人間のみを連れて渡ったという。
 正如在本篇中所描述的,月之都的人们,原本就是居住在地上的人。住在地上的贤者因为明白到了污秽与寿命之间的关系而决定迁居到月亮上,并只带着那些被选挑中的人迁往了那里。
 その張本人であるところの月夜見については月の都を治めているということ以外は未だに謎のまま。しかし、月夜見と永琳の関係が親族だということは判明した。今後月夜見が登場するのか不明だが、輝夜や豊姫・依姫ともどのような関係なのか、新たな情報が待たれるところだ。
 关于作为幕后主导者的月夜见目前能得知的只有其统治着月之都这一点。但是,我们能够判明月夜见与永琳是亲戚关系。虽然不知道今后月夜见会不会登场,但是其和辉夜、丰姬·依姬都是怎样的关系,还需要等待接下来的新消息。
〇鈴仙とレイセン
〇铃仙与铃仙
 永遠亭に棲む月の兎、鈴仙・優曇華院・イナバ。彼女が元はレイセンとだけ呼ばれていたことは『東方永夜抄』に詳しいが、その名付け親が豊姫だということは、コミック七話で始めて明かされた。と同時に、『儚月抄』の物語の発端において月から幻想郷にやってきた月の兎が、豊姫の新たなペットとしてレイセンと名づけられたのはなんとも不思議な縁である。果たして、二人のレイセンの運命が交差することはあるのだろうか? 漫画からも小説からも、ますます目が離せない‼
 居住在永远亭的月兔,铃仙·优昙华院·因幡。虽然在『东方永夜抄』就已经非常了解她曾经只被叫成铃仙,但是在漫画的第七话中,才了解到为她取名的人是丰姬。与此同时,关于『儚月抄』的故事的开场中来到幻想乡的月兔,她是丰姬的新宠物并且也被取名为铃仙,这点真是非常的巧合。两个铃仙的命运究竟会如何交织在一起呢?敬请关注今后的漫画以及小说吧!!
『東方儚月抄』人物相関図 イラスト:秋☆枝
『东方儚月抄』人物关系图 插图:秋☆枝
博麗 霊夢
博麗神社の巫女さん。
紫に言われて修行中。
懲らしめる→永遠亭
一旦保護→レイセン
博丽灵梦
博丽神社的巫女小姐。
听紫的话正在修行中。
惩罚→永远亭
暂时保护→铃仙
永遠亭
永远亭
八意 永琳
月の頭脳とうたわれた賢者
現在は地球の幻想郷で
暮らしている
元・教育係→蓬莱山 輝夜
元・教育係→綿月 依姫
元・教育係→綿月 豊姫
八意永琳
月之头脑与贤者
如今居住在地球的幻想乡中
前老师→蓬莱山辉夜
前老师→绵月依姬
前老师→绵月丰姬
蓬莱山 輝夜
元・月のお姫様。
わがままが嵩じて
地上に落とされた
ペット→鈴仙・優曇華院・イナバ
蓬莱山辉夜
前月之公主。
因为任性的行为
而降落到了地上
宠物→铃仙·优昙华院·因幡
鈴仙・優曇華院・イナバ
「前の戦い」の際に
月から逃げた兎
現在は輝夜・永琳の下で
暢気に生活中
師匠→八意 永琳
铃仙·优昙华院·因幡
在「之前的战斗」之际
从月亮逃亡的兔子
现在正在辉夜和永琳之下
幸福地生活中
师傅→八意永琳
月の都
月之都
月夜見
月の都の開祖にして、夜と月の都の王
今のところ一切が
謎に包まれている
月への移住に誘う→八意 永琳
月夜见
月之都的开山鼻祖,夜与月之都之王
迄今为止的一切
都笼罩在谜团之中
邀请移民月球→八意永琳
綿月 豊姫
かつて永琳が面倒を
見ていた月の姫
今回、その能力の片鱗を
うかがわせたが…
姉妹→綿月 依姫
元・ペット→鈴仙・優曇華院・イナバ
ペット→レイセン
绵月丰姬
曾经受永琳照顾的
月之公主
这次,似乎瞥见了她的
能力的蛛丝马迹…
姐妹→绵月依姬
原宠物→铃仙·优昙华院·因幡
宠物→铃仙
綿月 依姫
豊姫と同じく永琳の
教育を受けた姫
姉の豊姫より
少々堅苦しい性格?
姉妹→綿月 豊姫
绵月依姬
和丰姬一样
接受永琳教育的公主
与姐姐丰姬相比
性格更刻板一点?
姐妹→绵月丰姬
レイセン
「儚月抄」の物語冒頭で
地上にやってきた月の兎
豊姫と依姫に
永琳の手紙を届けた
铃仙
在「儚月抄」的故事开头时
掉到地上的月兔
将永琳的信交给了
丰姬和依姬

第四话设定文本

東方Project
キャラクター紹介
东方Project
人物介绍
ようやく登場した輝夜の永遠のライバル、藤原妹紅。今回の小説第四話でいろいろと謎が明らかになった彼女と、友人である上白沢慧音についてすこし振り返ってみたい。
辉夜永远的对手,藤原妹红终于登场了。这回的小说第四话回顾一下有各种谜团被解明的她,和她的好友上白泽慧音。
藤原妹紅 (ふじわらのもこう)
藤原妹红 (Huziwara no Mokou)
 もともと彼女はとある大貴族の娘だったのだが、何らかの理由でその存在を隠されている不遇の身であった。そんな彼女の父が、月の都から追われてきた輝夜の美しさにやられて求婚、難題を吹きかけられて恥をかかされたのだ。まだ幼かった彼女はどうにか輝夜へ嫌がらせをしようとした結果、運命が大きく変わってしまう。
 そんな彼女も、永夜異変で懲らしめられた輝夜がいつもの殺し合いの延長で送り込んだ霊夢たちと出会うことで、少しずつ変わっていくのだった……。
 她本是某个大贵族家的女儿,却因为某种理由背负了不得不隐瞒身世的不幸命运。她的父亲倾倒于从月之都逃亡而来的辉夜的美貌,向其求婚,后因难题而受辱。尚年幼的她想方设法给辉夜找麻烦,结果彻底改变了自己的命运。
 在永夜异变中被教训了一顿的辉夜,作为二人间厮杀的延伸,将灵梦等人送到了她的面前,与她们的相遇也在一点一点地改变着她……。
人助けを始める前の妹紅。輝夜に対して恨み骨髄。
以助人为名的妹红。对辉夜恨之入骨。
岩笠の名を冠したスペルカード。「時効」って……。
用岩笠命名的符卡。「时效」嘛……。
不死をモチーフとしたスペルカードを多数所有。
所拥有的符卡大都以不死为主题。
上白沢慧音 (かみしらさわけいね)
上白泽慧音 (Kamishirasawa Keine)
 人間の里に住む半獣半人の妖怪。本人は妖怪だが、人間が大好きなので人間側に立って行動する。里では寺子屋を開き、子供たちに歴史を教える傍らで、歴史を編纂する日々を送っている。
 半分は妖怪なので、満月になるとハクタクという歴史を創る妖怪へと変貌する。変身時の彼女は大きなツノが生えるなどの見た目の変化だけでなく、性格も普段のお堅い雰囲気は影を潜め、荒々しいものになる(※気が立っているだけとも言う)。
 在人类村落定居的半兽半人的妖怪。虽然本人是妖怪,但因为很喜欢人类而站在人类的立场上行动。在村里开设寺子屋,过着一边教授孩子们历史,一边编纂历史的日子。
 由于一半是妖怪,满月之夜便会变身为名为白泽的创造历史的妖怪。变身时她不仅会有头顶长出大角这种外貌变化,平常稳健的性格也会消失不见,转而显出粗暴的一面(※也有人说只是情绪激昂而已)。
永夜異変では、里の人々を守ろうと力を発揮
永夜异变中,为保护村里的人们而发挥了实力。
満月の時に獣人としての真の姿を見せる。
满月时出现兽人的真实形态。

第五话设定文本

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キャラクター紹介
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人物介绍
能力の危険さも、胡散臭さも最高峰の妖怪・八雲紫。
幾多の式神を使役しては、常に何がしか企んでいると専らの評判だ。
代表的な式神、八雲藍とともに少し詳しく紹介しよう。
处在能力危险、形迹可疑最高点的妖怪·八云紫。
使役着众多的式神,以总是在暗中谋划什么而为人所知。
同时也对具有代表性的式神八云蓝,稍加介绍吧。
八雲 紫 (やくも ゆかり)
八云紫 (Yakumo Yukari)
 霊夢の棲む博麗神社は幻想郷の端にある建物であるが、その反対側の端に棲むのが八雲紫である。八雲藍に代表される多数の式神を使役し、自身は寝てばかりであまり動かないとされている。
 彼女は幻想郷が幻想郷として成立する以前からこの地に住み、さまざまな騒動に関わってきたとされている。そのひとつが千年以上前に起こった「月面戦争」の逸話である。今回の小説第五話のように実と虚の境界を弄ることで月に攻め込んだのだが、月の技術力の前に敗北したらしい。
 そのときのリベンジを果たす為に今回「第二次月面戦争」を企てたのかと思いきや、どうも単純にそういう話でも無さそうだ。恐らく他の誰よりも幻想郷を愛しているだろう紫らしい行動原理に則った末の計画だったのではないかと今なら推測することも出来る。
 灵梦居住的博丽神社在幻想乡的边缘,而与之相对的另一边所住的就是八云紫。她使役着以八云蓝为代表的众多式神,自己则净是睡觉,不怎么活动。
 她早在幻想乡成为幻想乡之前就居住于这片土地,一直以来与各种各样的骚动都有瓜葛。其中之一便是一千多年前发生的「月面战争」这件轶事。好像也是如同这次的小说第五话一般通过玩弄实与虚的境界攻上月球,却败在月之都的发达技术面前。
 本以为她是为了报当年的一箭之仇才发动了这次的「第二次月面战争」,但似乎却并非那么简单。现在可以推测这恐怕是比其他任何人都深爱着幻想乡的紫遵循着她自己的行事风格而制定的计划吧。
紫を象徴するスペルカード「弾幕結界」
紫象征性的符卡「弹幕结界」
八雲 藍 (やくも らん)
八云蓝 (Yakumo Ran)
 妖獣・九尾の狐にして八雲紫の式神。妖獣の尻尾の数は魔力の高さを表し、尻尾の長さは賢さを表すが、九尾の狐といえばまさに最高峰。そんな藍を雑用として使役してしまうあたりからも、紫の凄さがうかがい知れる。
 数字に強く、演算能力に優れるが、新しい発想を生んだりするのは苦手で、第5話でも何かと紫に試されているようだ。
 なお、式神でありながら藍自身も式神を扱うことが出来る。それが猫又の橙(チェン)である(付録ピンナップ参照)。
 作为妖兽·九尾狐的同时也是八云紫的式神。妖兽的尾巴数量是魔力高强的表现,尾巴长度则是头脑聪明的表现,九尾狐正是其中顶点。将如此强大的蓝当做打杂来使役,从此也能领略紫的强大。
 虽然强于数字,拥有强大的计算能力,但不善于产生新的想法,第5话中似乎也在被紫各种测试着。
 另外,蓝是式神的同时自己也可以操纵式神。那是一只名为橙(Chen)的猫又(参照附录照片)。

第六话设定文本

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キャラクター紹介
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人物介绍
次号、ちょっとだけ新展開の発表が!!
そして『儚月抄』シリーズとはまったく別の
新単行本製作開始!!
続報は一迅社webページにて公開予定……
下期,稍微有些新的展开要发表!!
另外非属『儚月抄』系列的
全新单行本制作开始!!
后续情报预计于一迅社官网公开……
鈴仙 (れいせん) 優曇華院 (うどんげいん) ・イナバ
铃仙·优昙华院·因幡 (Reisen Udongein Inaba)
 今号の小説に登場したレイセンが言っていた「私と同じく月から逃げた月の兎」こそ、この鈴仙・優曇華院・イナバだ。
 もちろん「鈴仙」は「レイセン」の名残なのだが、「優曇華院」は彼女が師匠と仰ぐ八意永琳がつけた愛称で、親しみを込めて「ウドンゲ」と呼んでいるのだとか。また、「イナバ」は蓬莱山輝夜が付けた愛称なのだが、輝夜は兎全般のことをそう呼ぶらしい。お姫様育ち故の発想かは謎である。
 こちらの鈴仙は、永琳や輝夜とともに永遠亭でのんびり暮らしており、その様子は「ぱれつと」に連載中の4コマ漫画『東方儚月抄~月のイナバと地上の因幡』でも見ることが出来るだろう。
 本回小说中登场的铃仙二号(Reisen)口中的「与我一样从月球出逃的月兔」,就是铃仙·优昙华院·因幡。
 「铃仙」自然是「Reisen」的变体,「优昙华院」是她当做师父所敬仰的八意永琳起的爱称,也会亲切地称呼为「优昙华」。另外,「因幡」则是蓬莱山辉夜起的爱称,不过辉夜似乎管所有兔子都这么叫。不知道是不是公主教育所致。
 地上的铃仙,与永琳和辉夜一起悠闲地住在永远亭,这在连载于「ぱれつと」上的四格漫画『东方儚月抄~月上的因幡和地上的因幡』之中也可见一斑。
鈴仙は波長を操る程度の能力を持つ。
铃仙拥有操纵波长程度的能力。
赤い瞳は兎の証か、狂気の象徴か……。
红眼是兔子的证据、狂气的象征……。

第七话设定文本

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キャラクター紹介
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人物介绍
魂魄妖夢
 半人半霊の少女。半分人間で半分幽霊なのだが、幽霊の部分は人間の部分とは分かれていたりする(イラスト参照)。主に剣術を扱う程度の能力を持つ。
 魂魄家は西行寺家の庭師兼お嬢様の警護役として先代・魂魄妖忌の代から仕えているが、妖忌が行方をくらませたため、まだ幼い妖夢が急遽後を継いだという経緯がある。剣術もまだまだ未熟で、日々の修行が欠けせない。主人である西行寺幽々子に度々振り回されつつも、健気に付き従う忠義心を持つ。
 二刀流を使い、一振りで幽霊10匹分の殺傷力を持つ長刀「楼観剣 (ろうかんけん) 」と、人間の迷いを断ち斬る事が出来る「白楼剣 (はくろうけん) 」という短刀の二振りを使い分けて戦う。
 半人半灵的少女。虽说一半是人类一半是幽灵,但幽灵的部分和人类的部分是分开的(参考插图)。主要有着使用剑术程度的能力。
 魂魄家从先代·魂魄妖忌那一代就开始担任西行寺家的园艺师兼大小姐的护卫,但由于妖忌行踪不明,便让尚年幼的妖梦匆忙继承了职位。由于剑术也尚未成熟,每日的修行是不可或缺的。整日被主人西行寺幽幽子支使来支使去,有着勤快的跟屁虫般的忠诚心。
 使用二刀流,战斗所用的两把刀分别是一挥即可杀伤10只幽灵的长刀「楼观剑 (Roukanken) 」,和可以斩断人类迷惘的短刀「白楼剑 (Hakurouken) 」。
西行寺幽々子
 冥界の白玉楼という屋敷にすむお嬢様。この千年ほど成仏もせずに亡霊をしているという、非常に珍しい亡霊だ。非常に呑気な性格の持ち主だが、その能力は主に死を操るというもの。
 屋敷の庭に植っている咲かない桜“西行妖”を咲かせるため、庭師の妖夢に命じて幻想郷中から“春”を奪うという「春雪異変」を起こしたことがある。だが、西行妖が咲かない理由は幽々子自身とも密接な関係があり、霊夢たちの妨害もあって結局桜が咲くことはなかった。
 誰かに恨みを持つわけでもない彼女は、幽霊たちの統制を取れるという能力を閻魔様から買われ、幽霊達の管理を命じられている。それと引き換えに、冥界での永住が許されている稀有な存在である(※普通はどんな生き物も成仏しなければならない)。
 居住在冥界被称为白玉楼的宅邸中的大小姐。大约千年以来都保持亡灵状态而未成佛,是非常罕见的亡灵。有着非常漫不经心的悠闲性格,却有着操纵死亡的能力。
 为了让宅邸庭院中所种的不会开花的樱树“西行妖”盛开,命令园艺师妖梦从幻想乡夺取“春”从而引发了「春雪异变」。然而,西行妖不开花的理由与幽幽子自身有紧密的关系,加之灵梦她们的阻挠最终樱花还是没有盛开。
 并不对任何人抱有仇恨的她,可以统管幽灵们的能力被阎魔大人看中,被委任管理着幽灵们。作为交换,她也获得了在冥界永居的稀有特权(※一般无论何种生物都必须成佛)。
十六夜咲夜
 吸血鬼レミリアに仕えるメイドで、時間を操る程度の能力の持ち主。
 レミリアの住居・紅魔館には他にもメイドは居るが、気ままな妖精ばかりになので雑用役としては全く役に立たず、用事のほとんど全てを咲夜が独りで片付けている状況だ。
 侍奉吸血鬼蕾米莉亚的女仆,有着操纵时间程度的能力。
 虽然蕾米莉亚的住所·红魔馆中还有其他女仆,但都是些随心所欲的妖精,家中的杂事完全帮不上忙,所以实际上大小琐事几乎完全是咲夜一个人在处理。
パチュリー・ノーレッジ
 レミリアの客人として紅魔館にある図書館に住み着く魔法使い。魔法の中では精霊魔法の扱いに長け、自分で魔法の開発もする。
 人間が修行して成った魔法使いと違い、生まれた時から魔法使いという種族である。
 作为蕾米莉亚的客人住在红魔馆的图书馆中的魔法使。在各种魔法之中擅长使用精灵魔法,也会自己开发魔法。
 与人类修行而成的魔法使不同,属于生来就是魔法使的种族。
森近霧之介2
 古道具屋「香霖堂」の店主。モノを手にしただけで、道具の名前と用途がわかる程度の能力を持つ。ただし、用途が判っても使い方は判らないのが玉に瑕。
 主人公の一人、魔理沙とは浅からぬ縁がある模様だが、詳細は謎に包まれている。
 旧道具店「香霖堂」的店主。有着能够知道经手道具的名称和用途程度的能力。但美中不足的是,即使知道用途也无从得知使用方法。
 仿佛与主人公之一的魔理沙,有着不浅的渊源,但具体情况还是个谜。

注释

  1. 1.0 1.1 原文如此,应为“ゐ”
  2. 原文如此,应为“森近霖之助”